壁一枚に詰まった技術と想い ―クロス施工の現場に密着!🔍

カテゴリー
トミザワグループのことがよくわかるブログ
    

普段何気なく見ているオフィスの壁。
実はその一枚一枚に、職人のこだわりと丁寧な作業が詰まっているんです。今回は、そんな“クロス施工(壁紙貼り)”の現場に密着!ただ貼るだけじゃない、剥がし・下地処理・糊付けなどなど…現場ではどんなことが行われているのか、全部見てきました!

1. 剥がす:はじまりの仕事

現場に到着すると、さっそく壁にカッターを入れてクロスを剥がす嶋村係長を発見🙂気持ちよさそうにペリペリ剥がしています。

嶋村係長「床とクロスって相性がいいんですよ。両方セットでご提案できるかなと思って、始めてみたんです」と教えてくれました。
クロスの剥がし作業は、刃の角度や力加減で剥がしやすさが変わるそうで、まさに“手の感覚”が大事な仕事。
剥がし終わった後は堀さんが登場。細かいゴミまでしっかり掃除してくれます✨

2. 下地処理:仕上がりを左右する要!

続いてはパテ処理。凹凸や傷を埋めて、壁紙を美しく仕上げるための大切な工程です。

「ここで手を抜くと、仕上がりに響くんです。貼ったときに凹みが見えちゃったりするので…気をつけてますね。」
そう話す嶋村係長の手つきは、まさに職人技!
なめらかにパテを塗る姿から、仕上がりへのイメージがしっかり頭にあるのが伝わってきます。

3. 糊付け&貼り付け:後輩に受け継がれる技

後日、いよいよ仕上げ。クロスを貼っていく作業は、嶋村係長の部下である工藤班長が担当!💪

あらかじめサイズにカットしたクロスに、専用の機械で糊をつけていきます。
「貼る分だけに糊をつけるんですけど、これが意外と難しい。まっすぐ送らないとズレるので…」と工藤班長。

貼ったあとはハケでしっかり空気を抜いて圧着。コンセント周りなどの細かい部分はカッターでていねいに仕上げます✂
仕上がったクロスは、つなぎ目がまったく分からないほどの美しさでした✨

「後輩が現場を任されるようになってくると、やっぱりうれしいですね。学んだことをちゃんと伝えていくのも、自分の大事な役割だと思ってます」

4. 技術と想いを、次の世代へ

「やっぱり一番のやりがいは、お客様に喜んでもらえた時ですね。あとは、後輩が育っていく姿を見るのも」

30〜40代の仲間たちと一緒に、まじめに、でも和やかな雰囲気で現場を進めている嶋村係長。
入社当時は自分の技術を磨くことで精一杯だったけれど、今は“伝える”ことも意識しながら仕事に向き合っているそうです。

「この仕事って、ゴールがないんですよ。現場によって壁の状態もクロスの種類も違う。毎回新しい発見があるから、ずっと勉強なんです」

そんな風に、前向きに成長し続ける姿勢がとても印象的でした。

「興味があるだけで、もうスタートラインに立てるんです。やってみたいと思ったら、ぜひ一緒に楽しく仕事しましょう!」

🧰嶋村係長のおすすめ道具!

フィッター(クロスカッター)
貼ったクロスを“押さえて”“カットする”二刀流のすぐれもの。
狭い所や高所でも片手でサッと使える、職人の頼れる相棒です!